2008.10.12.sun 『Dream Party東京 2008秋』
 @東京ビッグサイト



秋深き 隣は何を する人ぞ

ワールドフェイマウスな俳人が詠んだ句。
秋が深まった頃の、有明で開催されたイベントに出かけて、入場の待機列の中で詠んだ句とされている。
木枯らしに吹かれながらじっと会場時間を待っている自分の隣にいる見ず知らずの人は、いったいどういう身分や職業の人であろうか? 一心不乱にカタログを見つめているが、いったいどこのグッズを狙っているのだろうか? いや、ステージがお目当てか? まさか自分と狙っているブツが被ってやしないか? というわずかな焦燥感と、これから始まる一日への期待感、そしてこの同じ空の下に集ったシンパシーを、たった17文字で綴った名句とされる。


なんちて。



さてさてー、秋の心地よい陽気の中、今年も開催されました『DreamParty東京 2008秋』
工画堂スタジオも参加させていただきました。


今年の工画堂スタジオは、といいますと
 1)秋のアウトレットセール!
 2)もう12回目!?『智天使楽師コンテスト』
 3)無料配布イベント!
と、エクスクラメーションマーク満載でお送りいたしました。

まずアウトレットセール
これは別名棚卸セールでして、残りわずかな在庫品を格安のお値段で大放出!というものでした。
中には夏コミで販売したものまであったりして、なんともお得なセールとなってました。買いそびれてそれっきりになってしまっていたものを調度見かけて購入、というお客さまが多かったようです。またゲリラ的に開催すると思いますので、ご期待下さいね(笑)


智天使楽師コンテストは、なんと今回で12回。もう1回目とかどんなだったっけ?いつやったっけ?って感じですが、回を追うことに規模が大きく……なったりもしないんですけど(笑)和気藹々と展開してきたコンテストです。


ここで知らない方の為に。「智天使楽師コンテスト」とは、工画堂スタジオがエンジェリックコンサート以降脈々とリリースしてきました「ミュージックアクションゲーム」を使った大会です。(ミュージックアクションゲームって?というお客様はこちらを参照)
ゲーム内の「フリープレイ」モードで楽曲を演奏し、スコア(厳密に言うとパーフェクトプレーのスコアの達成率)をみんなで競いあうというものです。


使用可能な楽曲はざっと80曲以上! パソコンゲームって基本自分の部屋で自分一人でプレーするものなので、自分がどれだけ上手いのか、あるいは他の人がどんな風に演奏してるか、ってのを知る機会があまりありませんよね。ということでひっそりと磨いた超絶テクニックを披露したり、他の人のプレーを見学できるとてもいいチャンスなんですね。
もちろん参加は自由。飛び込みだって大歓迎。……ぶっちゃけ、上手じゃなくったって、みんなで楽しめちゃえばそれでいいのですよ。

今回の参加者は総勢20名。ノーマルモード、ハードモード半々でのコンテストとなりました。
昔からですが、このコンテストは「大会」とか「競い合う」というムードはなく、一応優勝者は決めるものの、どちらかというと皆さんで「披露しあう」というほんわかムードで行われます。(だから初めての参加でも大丈夫!)


今回の優勝者は、ノーマルモード「PUPPET」さん、ハードモード「SHIN」さんとなりました。
「PUPPET」さんは、なんと大会初参加!、「SHIN」さんは想像を絶する達成率を誇っての優勝となり、スタッフ一同口あんぐりです。
また、これも毎回恒例となりました、優勝者の方の模範演奏なのですが、今回はちょっと趣向を変えて、まだ公開されていない「ジオテイル」の主題歌に「初見」で挑戦してもらいました。
ところが!このイジワル企画にもかかわらず、初見で70%近いの達成率のスコアを叩きだした「SHIN」さん、すごすぎます!
多分ゲームのデータを手がけた馬場さんも、そこまでの点数出せません(笑)





たまたま当日通りがかってコンテスト風景を見かけたというアナタ! 是非一度遊んでみてください。ヤミツキになるかもよー?



そして最後は「無料配布」イベント。
90番の旅」でも書いたのですが、今回はいままでになく「この配布の為に作った」グッズ、手袋の配布となりました(今まで、あったっけ?多分ないですよね)
なぜ手袋だったか?というのは、そこはやっぱりこれからの季節寒くなるからね、冷やしちゃいけないからね、という親心……ではなく、単に「おもすれー!このグッズ!よし作ろう!」という感じで決まったのはここだけの内緒話です。


コンテスト中から、「そろそろ時間かな?」とお集まりいただいたお客様の数ざっと200名以上! 危ない危ない作った手袋がなくなるところでした。
なぜか古風な「熨斗(のし)」もついた包装でしたが、あまりもったいがらずに是非使ってくださいね。 絵柄の部分がすべり止め的素材になってまして、今回ドリパの搬入出でも大変活躍してましたので(笑)





で、もうひとつ番外編!
今回のDreamParty、「痛車」の展示があったんです。


痛車、わかりますか?分からない人はググってくださいね。
当日会場に入ると、見慣れないレイアウト、明らかに「搬入車両」ではないド派手なエアロパーツと装飾をされた車両が駐車され、それを遠巻きに見物する人々。
あーアレが今回から始まった「痛車」展示なんだなー、と通り過ぎようとすると、目の端に見慣れたKOGADOの文字が。
……私、二度見しちゃいましたよ!(笑)


持ち主の「ツルギ」さんは、この日のために静岡から駆けつけてくださったそうです。
実は随分以前に工画堂のキャラクターで痛車を作りたいので許諾を、という連絡をくださっていたので、その存在は知っていたのですが。まさかここでお目にかかれるとは。そして社名ロゴまで使用するとは(笑)
なんでしょうこの違和感。いいんですか?大丈夫ですか?うちの痛車で。痛車仲間にバカにされないですか?(←卑下しすぎ)

しかし、本当に、心底嬉しいものです。ここまで男気をみせてもらえるなんて、ほんとにメーカー冥利に尽きます。うちのスタッフもきゃっきゃ言って記念撮影してましたし。(その姿を遠くから見ていてツルギさん、声がかけられなかったとおっしゃってました)




しかし、本当に、心底嬉しいものです。ここまで男気をみせてもらえるなんて、ほんとにメーカー冥利に尽きます。うちのスタッフもきゃっきゃ言って記念撮影してましたし。(その姿を遠くから見ていてツルギさん、声がかけられなかったとおっしゃってました)

ということで。
オレだって工画堂のステッカー貼ってるぜ!」という漢らしい方、いらっしゃったら是非ともご一報くださいな。 
 → 漢の連絡受付メールアドレス user_suppprt@kogado.com




イベント終了後、かたづけの為に会場を出ると、もうあたりは「四捨五入すると冬」な空気に満ちていました。
ひたひたと忍び寄る冬のビックイベントの気配……。
一休みしたら準備だぞ!と、気持ちの引き締まる思いもしたのでした。

以上、ドリパ2008秋、レポートでした。
また次のイベントでお会いいたしましょう!