いるか:おつかれさまでした。

春菜:お疲れ様でしたー。

いるか:今回の収録はどうでしたでしょうか?

春菜:えー・・・いっぱいありました笑
 ものすごい台本の山を最初見たときには、「ぜってー終わらね〜!」とか思ったのが、・・・終わるね笑

い:終わるどころじゃないですよ。一時間半も早く終わりました。びっくりしちゃいましたよ。

春菜:初日、ちょっとがんばっちゃいましたから。
 やればやるほど、ノドがのってくるタイプなので、だから、今日最初に収録した部分よりも、後半の方が艶のある声になってるかも。

い:今回は、隊長ということで、難しい役をやっていただいて。

春菜:もう、ヨレヨレになったりしましたもん笑
 途中で、「チャンスを、チャンスをちょうだい」と笑、「できる子、春菜はできる子」と自分にいいきかせながら、何度もやった笑笑笑。


い:でも、そこ一箇所だけでしたよ。他はまったく問題なく。

春菜:あそこも、あんまりね、深刻に、ほんとにはまる前に脱せたから良かったです。

い:それ以外の演技のところは、ディレクターからもまったく指示も注文も出ず、完全おまかせで笑

春菜:はい、大暴れさせていただきました笑笑

い:笑笑

い:今回はマキは部隊の隊長という役柄でしたが、前回の隊長(ブルーフロウ:クロウディア隊長)とかとは、隊長っぷりが違いましたね。

春菜:クロウディアは、今回でいうエルザさんみたいなタイプじゃないですか?マキ隊長は前回も今回も、自分で「いってきまーす!」って言ってるだけだったんで笑

い:そうでした笑

春菜:でもたぶん、元々ちゃんと責任感とかはある人で、副隊長のときも、いざとなったら私がなんとかするから、いいよ。やってていいよっていう部分があっての「放任主義」というか。多分本当に強い人なので、みんなの面倒はみる。っていうような覚悟はまあ前からもあったような気がします。

い:でも、前回よりも、むずかしいワードが増えたんですよね。

春菜:そうですね。前はクロウディアがわーっと説明をして、「ということ!みんながんばれ!」って言ってればよかったのが、今回は・・・。ほんと、エルザさんが多少いてくれて、良かったですよ。

い:あははは。まー、一応エルザとイリスが作戦説明しますからね。

春菜:あと、マキは(外見が)可愛くなりましたね。

い:はい。今回はネコ(イヌ?)耳みたいになっていましたね。ちょっとゴージャスになった。

春菜:そうですね。前は、リアルであるけどさっぱりめで、あの髪型をコスプレイヤーの方々が真似をすると、おばちゃんのひっつめ髪みたいなっちゃうかしらね〜って思っていましたが笑

い:笑

春菜:今回はなかなか、はったりのきく髪型ですね笑

い:前回、マキが登場したゲーム『ブルーフロウ』では、彼女は副隊長だったんですけど、色々社内で検討し、本当に色々案は有ったのですが、結果隊長として再登場という事になりましたが・・・

春菜:よかった。生き残れた・・・。

い:笑笑笑

い:ただ・・・次はねぇ・・・もう上がりきっちゃいましたからねぇ。

春菜:えーー!!!あがったものは、さがればいいじゃないですか!!!

い:うっ!さがれといわれましても、ドラマが必要になってくるので・・・。

春菜:なんか、とんでもないポカをやるんですよ!
 みんなの分のお弁当を忘れてきちゃって、制裁をくらうとか。

い:えー!?

春菜:街中で、たまたま出会った、痴漢みたいな人を叩きのめしたら、それが地球軍の司令官だったとか。
 ひとしれず、ヒラになってる。そして、もう一度のぼりつめるみたいな、サクセスストーリー!

い:成り上がりですね。

春菜:そう!成り上がりですよ!そうすると今度は、えいちゃんじゃなくて、Aちゃんじゃなくて、えいちゃんのサクセスストーリー。

い:ありですかね〜?

春菜:「あったまきちゃったのよー」って。

い:なんかキレてるあたりが、マキっぽい笑

春菜:じゃあ、次回作は、ゲーム開始すると、全員で、どっかの農業惑星で畑を耕す所から始まるってのは?みんな口々に「隊長のせいで!隊長のせいで!」って笑

い:大爆笑

春菜:で、マキは「しょうがないじゃないのよ〜!やっちゃんたんだからー」ことみたいなこと言って。『Mrインクレディブル』とかみたいな。

い:そうですね。『Mrインクレディブル』もそうですね。
 「俺は、もう引退したんだよ」みたいな。

春菜:そうそうそうそうそう。
 で、それで、例えばマキが、いろんな星に散らばった人をまず、一人ずつ集めていくところから始まるの!

い:おー。あの場末の、なんか酒場とかでね、こう、カウンターでね。草とかが外をコロコロころがっているような風景の。

い:この展開熱いなー!

春菜:宇宙ドサ回りサーカスにいるシンシンとか。

い:笑

春菜:「シンシン、宇宙ヒルのエサ係あるよ〜」

い:笑

春菜:ふくらんでくるね。


い:舞台とか、お芝居とかなんか告知事項ありますか?

春菜:ゲームでは、多分同じ時期に結構まとめて、あると思います。『キミキス』とか。

い:キミキスはエンターブレイン様のですね。ゲーム以外で何かあります?

春菜:あとは、アニメーションだと、新しく今日(インタビュー日)から始まったのがあるんです。
 『ガイキング』。新しく、敵のボスとして、でました!

い:敵のボス?

春菜:すごいんですよ!今まで、すごく大きいな鎧を着た無口な参謀だったのが、今日いきなりガシャーンガシャーン!って(鎧が)割れて、中から超美少女がでてくる。

い:それが池澤さん??ラブリーな悪役なんですか?

春菜:「うふふん」みたいなこと普段は言ってて、でもね、キレると、すんごい顔が変わって・・・。

い:顔が!?変わる?

春菜:もう、ギュン!って、目とかが、こう、瞳孔が開いちゃう感じになって、「なぶり殺しにしてやるぅぅあああ!!!!!」みたいにな笑

い:えーっと、なんだっけ、『ケロロ軍曹』の〜

春菜:桃華。

い:そうそう、桃華ちゃんみたいな感じなんですか?

春菜:なんかね、ひたすらね、二面性のある役ばっかりですの。

い:あれもそうですよね、変わった“ツンデレ”形態ですもんね。

春菜:“ツン”と“デレ”が共存してるみたいな。

春菜:あとは、そうだな、ゆかなと今ユニットをやっていて、ラジオもあるし、えーっと、多分6月位だとちょうど、ラジオドラマがでます。

い:『カナ☆ルナ』ですね。

春菜:『カナ☆ルナ』とそれから『ユカナ*ハルナ』という2つのユニットがあるのです。『ユカナ*ハルナ』の方が人間がちゃんとやっているやつで、『カナ☆ルナ』はキャラクターの。

い:イメージキャラクターなんですか。

春菜:そう、キャラクターの方は、全部私がお話考えて。で、シナリオとかも第1校とか全部私が書いておいて、それをライターさんに渡して、「ラジオ用にクリンナップしてください」という感じで。

い:ラジオドラマ?

春菜:ラジオドラマです。表裏一体の存在みたいのが面白いかなと思っていて。
 例えば、『ユカナ*ハルナ』が出れないところでも、『カナ☆ルナ』だったら、紙面をいただけるかもしれないですし、音楽番組とか一般向けのものには、『ユカナ*ハルナ』っていうので出ればいいし、どっちにもうまくこう、対応がきくように、わりとコアな方にも広くにも、どっちにもちゃんとこう、普及できるようにしたいな〜と。

い:なるほど。

い:ちょっと前に、webの方でみたんですけど、舞台の方をやられていたとか・・・。

春菜:舞台は去年3本やったんです。なんか、終わったら次、終わったら次みたいな・・・テンポでしたね。

い:もうしばらくはないんですか?

春菜:今年は、まだ、入ってはいないですね。ちょっと、去年ダダダーっといっぱい入っちゃったので・・・。舞台は去年の合わせて全部で10本以上やってますね。

い:歌とかは?

春菜:歌は、今、『カナ☆ルナ』でやってますね。

い:ゆかなさんとは、どういうご関係なんですか?

春菜:うーんとね、元々、歳がほぼ一緒くらいなんですよ、ゆかなとは。で、ゆかなの方が、デビューが先で先輩なんだけど、結構私が、最初にかかわって入れてもらったお仕事とかで、ゆかなと一緒のものが多くて。もう10年位の親友で、でも、なんか気がついたら「今までユニットとかそういうのやってないねー」って話をして「やる?」って言ったら、「うん、いいよ」って言ってくれたから、やった笑

い:そんな簡単に!?笑

 

い:では、最後にファンの方に一言お願い致します。

春菜:はい。
 あのー、皆様のおかげを持ちまして、マキちゃんは、返り咲きました!そして、天下を取りました!ある意味。あのー、このゲームの中で、とても特徴のあるひとすみを占めていますので、ぜひ、2周していただいて、マキのエンディングも見ていただいて、マキ節に・・・

い:ス、スイマセン・・・マキ、X周しないと見れない・・・

春菜:X周していただいて!!!マキのエンディングも見ていただいて、マキ節に浸っていただければと思っております。

い:マキ節ってうまそうですね。なんかね。

春菜:いいダシがとれますよ。

い:確かに。

春菜:引き続き、ブルーシリーズ・・・シリーズって言っとくね!ブルーシリーズとマキを宜しくお願い致します。

い:ありがとうございます。あとは、ブルーシリーズではないファンの方にも、池澤さんのファンの方に笑

春菜:いまさらなんか、改まってって何ですが、ホントに、いつもありがとうございます。私、この間、成分分析というのをやりましたら、成分のほとんどが、濃硫酸と毒電波でした笑笑笑
 一人で憤慨してたんですけど、意外と周りの人が、「うん。うん。」みたいになってたのが、すごい気になったんですね。ですが、そんな私をいつも応援してくださって、暖かい目で「ま、春菜ちゃんだからね、いいよいいよ」みたいに言ってくださって、ありがとうございます。ほんと、みなさんのおかげで生きてます。生きれてます。これからも、引き続き、濃硫酸と毒電波かもしれないですが・・・。

い:(すごいな、濃硫酸と毒電波)

春菜:でも、ちょっと、白い何かは入ってたよ笑
 宜しくお願いいたします。

い:(白い何かって何なんだろう?)

主人公のミチルの次に多い台詞数だった『マキ』を演じて頂いた池澤さん。
大暴れの上、作戦説明やSF専門用語までこなして頂いたのに、リテイクは殆ど無く、収録時間は一時間半も余らせて終わらせてしまう達者ぶりで、録音スタッフの度肝を抜いて下さいました。ありがとうございました。


池澤春菜さん情報はオフィシャルHPでご確認ください。

オスカープロモーション公式HP
http://wwww.oscarpro.co.jp


ユカナ*ハルナ公式HP
http://www.kanaruna.jp


池澤春菜さんから皆さんへのプレゼント!
読者の皆様に、直筆サイン色紙をいただきました。
サイン色紙プレゼントご希望の方は、下記メールアドレスまで、池澤さんへのメッセージを添えてお送りください。

超ラッキーな1名様の発表は、賞品の発送を持って変えさせていただきます。

応募メールはこちら。
 blueblaster@kogado.com

※締め切りは2006年7月15日タイムスタンプまで有効とさせていただきます。