整備兵兼予備パイロットだった主人公ミチルが、二足歩行兵器「パワーローダー」のパイロットとなり、女性だらけの部隊と共に戦場を駆け巡る。それがブルーブラスターです。

ゲーム部分は、アドベンチャーパート(会話、ドラマパート)と戦術パート(戦闘アクションパート)の2部構成となっています。


アドベンチャーパートでは、ミチルの視点でドラマが繰り広げられます。
突然の敵襲に戦うことを余儀なくされ、その恐怖に怯える中、女性隊員とのふれあいにより、やがて一人前の男として成長する物語が紡がれていきます。
ミチルと行動を共にするヒロインは計12人。特定の場面ではミチル(貴方)が言動を選択することもあり、その結果彼女らの反応も異なってきます。
選択肢や他の要素により、各ヒロインらとのエンディングがそれぞれ用意されています。アドベンチャーパートはフルボイスです。

戦術パートでは、与えられた任務を達成することが目的となります。
ミチルやヒロインの乗る最大12機のパワーローダーに命令を下し、障害を排除しながら作戦を成功に導くのです。
リアルタイムで進行するため、一瞬の判断ミスが命取りです。的確な判断を瞬時に下すことが、勝利への近道です。
また、特定の機体はFtF(ファイア・トゥ・ファイナライズ)という特殊な兵装を積んでおり、さらに挿入ムービーにより臨場感と爽快感溢れる演出が成されます。


「ブルーブラスター」は、次のようなプロセスで進行します。

【インターミッション】
 キャラクター同士の会話が行なわれ、物語が進みます。
 主人公の視点による、選択も発生します。

【ブリーフィング】
 参加する作戦に対し、どのような人員(ローダー)で出撃するかを決定します。
 作戦によっては、このプロセスが省略されることもあります。

【戦術】
 パワーローダー(人型兵器)によるリアルタイム戦闘が行なわれます。

【結果報告】
 【戦術】において、各隊員がどのような戦果を上げ、どのような被害を受けたか、が表示されます。

物語が会話形式で進行するプロセスを【インターミッション】と呼びます。

主人公ミチル達の置かれた状況や、キャラクター同士の交流が、会話形式で示されます。
発生する選択肢の選び方によって、物語に変化が出ます。

1: メッセージエリア
キャラクターの発言が表示されます。

2: 文章待ちアイコン
現在キー待ちであることを示します。左クリックで次の発言に進みます

3: 閉じるボタン

メッセージボックスを消します。マウスのクリックで再表示されます。

4: システムボタン
システムウィンドウを開きます。

5: ログボタン
過去メッセージのログ閲覧ウィンドウを開きます。

6: 既読早送りボタン
既に読んだ事の有る文章を早送りします。エフェクト、キー待ちなどをカットし、選択肢があった場合はそこで停止します。

7: オートプレイボタン
音声再生が終わったら自動で次のメッセージを表示する、オートプレイを実行します。
音声がない場合は、メッセージの長さが待ち時間の長さとなります。

ログ画面
スクロールボタン、スクロールバー、マウスのホイールボタンで、ログを送ることができます。

 【戦術】で行なわれるリアルタイム戦闘に備え、出撃する人員を選抜するプロセスを【ブリーフィング】と呼びます。 【戦場】の舞台となるマップの解説や、隊員たちの自己紹介なども、ここで行われます。

1: ミッション名
今回の【戦術】のミッション名が表示されます。

2: 戦術マップ
【戦術】の舞台となるマップの全体が表示されます。

3: メッセージエリア
作戦目的、状況説明の説明メッセージが表示されます。

4: キャラクター紹介
マウスカーソルが変化した状態でクリックするとキャラクター紹介画面へ移行します。

5: 作戦目的ボタン
このボタンを押すと、今回の【戦術】の作戦目的がメッセージエリアに表示されます。

 

6: システムボタン
システムウィンドウが開かれます。

7: ブリーフィングリプレイボタン
インターミッションの、作戦を説明するあたりから、もう一度見ることができます。

8: 進むボタン
出撃画面に進みます。

【戦術】は隊員たちの乗るローダーに命令を下し、目的を達成するプロセスです。
「ブルーブラスター」はリアルタイム制を採用しています。ターン制とは異なり、通常では、画面上の時間は常に流れています
敵も敵なりの作戦に応じて行動し続けており、放っておけば味方はやられてしまうでしょう。
迅速な判断と、先を見越した命令を下していく必要があります。

1: 戦闘フィールド
敵味方の機体や、地形が表示されます。

ショートカット[O]キーで、以下の各情報ウィンドウを開閉できます。戦闘フィールドを広く見たい場合は、ウィンドウを閉じておくとよいでしょう。
現在表示されている以外のフィールドを見たい場合は、画面端にマウスポインタを持っていく、全体マップを右クリックする、画面下部隊員リストを右クリックする、などの方法があります。

ローダーにはそれぞれ索敵能力が設定されています。
これはローダーの視界を表し、たとえば視界外にいる敵には攻撃を仕掛けることができないなど、索敵範囲を確保することが非常に重要となります。

2: キャラクターウィンドウ
現在選択しているローダーの、搭乗キャラクターが表示されます。

3: ローダーウィンドウ
現在選択しているローダーの情報が表示されます。

4: コマンドパネル
現在選択しているローダーに命令を与えます。

5: 支援ボタン
支援ウインドウを開きます。

6: 時間停止ボタン
【戦術】はリアルタイムで進行していますが、このボタンを押すと時間経過が止まり、ゆっくりと作戦を練ることが出来ます。時間停止中にもう一度このボタンを押すことで、再び時間が進み始めます。時間停止中はボタンフェースに「PAUSE」と表示されます。
また時間が停止している間も、各隊員にそれぞれ一つだけ、命令を与えておくことが出来ます。後から下した命令だけが有効です。

7: 全体マップ
【戦術】が行なわれているマップの全体図が表示されています。明るい部分は、味方の索敵範囲です。
白色のポインタが自軍ユニットの位置を表しています。同様に赤色が敵ユニット、緑色は中立ユニットです。

8: システムボタン
システムウインドウを開きます。[SAVE][LOAD][オプション][作戦説明][作戦中止]が選べます。

9: 隊員リスト
出撃している隊員の一覧を表示しています。
リスト上の顔を右クリックすると、そのキャラクターがセンタリングされます。

10: ヘルプウインドウ
各種ボタンや、マップ上の建物やローダーなどの上にマウスポインタを置くと、ここにその簡単な説明が表示されます。

11: 隊員の報告メッセージ
隊員が状況を報告してきます。作戦実行の一助としてください。
オプションの「報告メッセージ」がONのときのみ表示されます。


ローダーウィンドウ

A: HP/MaxHP
耐久力の現在値と、最大値が表示されます。

B: 武器リスト
使用できる武器の一覧が表示されます。
使いたい武器欄をクリックしてから攻撃対象をクリックすることで、その武器でだけ攻撃を仕掛けることが可能です。

左のボタンは自動射撃ON/OFFの制御ボタンです。
押して赤くなっている場合、その武器は上記の手動操作での未使用可能です。
自動的には使われないため、弾やエネルギーの節約になります。
また、このボタンが灰色の武器は、手動操作でのみ使用可能です。

各武器の名前の下にあるのはチャージゲージです。
 黄色:実弾系の兵器で手持ちの弾薬が尽きると撃てなくなる。
 水色:エネルギーチャージ式の兵器で少しずつエネルギーが回復する
リストが赤く表示されている場合、その武器は弾切れになっています。補給するまで、攻撃に使うことは出来ません。

C: FtF使用回数
FtF(必殺技)の使用回数が表示されます。FtFは特定の機体にしか搭載されていません。


【戦術】で行なわれた戦闘の結果を表示するプロセスです。 
各隊員の撃破数と信頼度が表示されます。

各隊員名の横にあるのが、各隊員の状態です。
生還か撃破(撃墜された場合)のいずれかが表示されます。
出撃した隊員は信頼度が上昇します。

「撃破数」の数は、その【戦術】での敵撃破数を表しています。
括弧内の数字は、以前の【戦術】で倒した敵の累積数です。

全員の結果報告が終わると、新たに配属された隊員と、ローダー、及び武器が紹介されます。

これが終わると、次の【インターミッション】に移行します。