容姿実力共に、部隊を束ねるに相応しいものを持つ女性。
その落ち着いた優しさゆえ、隊員達には母のように慕われている。
しかしその落ち着きは、敵にとっては無慈悲な鉄槌として発揮されるのだ。


日ごろから人前に出ることが少なく、隊員達ですら彼女のプライベートを知らない。また、公的な経歴は一切不明とされている。
年齢に見合わぬ実力はどこで培われたものなのか?
全ては彼女のミステリアスな微笑みに隠されている。




腕前と気風が売りの副隊長。
姐御肌という表現がぴったりで、階級社会の軍隊に似合わない性格の女傑である。 当然のごとく好き嫌いが別れる性格であり、特にレイチェルには目の仇にされている。 しかし、強靭な肉体と、優れた直感力は部隊の誰もが認めるところだ。 同時に彼女のバストも、最強のサイズとして他の隊員たちを平伏させる。


当然、前線に配られるグラビアでは一番の人気を誇り、個人写真集はその年のトップセールスを記録した。




部隊のお目付け役。
時に温情がありすぎる隊長や、いいかげんなマキに代わり、彼女が隊の規律を束ねている。その口うるさいキャラクターは、同僚に対しても容赦なく発揮され、ときに多大な軋轢を招いている。でも本人は気にしていない。


前線の兵士たちには、その背の低さもあいまって、『口のうるさい妹役』として親しまれている。彼らに対する鼓舞のため、特製ヘッドセットを常時着用する程度のサービス精神はあるようだ。




射撃の腕を見込まれて、別の部隊から引き抜かれた人物。
その技術は、ローダーに組み込まれた火器管制が『邪魔』になるほど。何事につけても職人肌であり、銃を構えれば、声がかけられないほどの威圧感を発する。またグラビアにおいては、かもし出す退廃的な色気から人気が高い。


プライベートでは友人も少なく、外出も極度に少ない。
親しい隊員の証言では、豪華な調度品と高価なアルコールに埋もれた生活をしているとの事。




電子戦・工作戦を一手に引き受けるエキスパート。
元はローダー設計のエンジニアであり、戦闘力は高くない。
隊内での主な役目は、好き勝手に行動する隊員たちを、スケジュールで管理すること。しかし成果は思わしくないようだ。


着用している眼鏡は伊達ではなく、溶接時の眼球保護から簡易モニターとしてまで、用途が広い。もっとも最大の用途は、個性豊かな広報部隊の中で、彼女のキャラクターを立てるというものである。



切り込み要員として、常に先陣を任される勇猛な女戦士。
侍の血を引くと信じており、口数少なく、結果のみで己を語る。
その反動か、戦術を軽んじる傾向があり、しょっちゅう敵陣で孤立する。が、それでも生還してくるのだから、戦闘力は極めて高いといえるだろう。


元は武術道場の看板娘であったため、グラビアの対象としてより、型の演舞などの芸術的側面で人気が高い。



兵器に曲芸をさせれば宇宙一、の肩書きを持つ少女。
元は航空ショーの最年少パイロットであった。機械全般に関して類まれな適応力を持っており、あらゆる機械を一時間で乗りこなせると豪語する。ただし、それが戦績に繋がっているかといえば、そうでもないようだ。


かなりおちゃらけた性格で、いつも笑っており、周囲の人の心も和ませる。このため、前線のムードメーカーとして特に人気が高い。
ただ残念ながら体型のほうは、人々の心を惹きつけるとは言えないようだ。




セクハラから逃げるために広報部隊に転がり込んできたという、異色の経歴を持つ隊員。ごく若くから一般軍に入っており、不断の努力と天分に恵まれて、優れた技術を身に付けている。しかし、美しく成長したが故に男達に心無い扱いを受け、腕力込みの騒動の末、広報部隊への転属を勝ち取った。


とはいえ、サービスショットを強要される広報部隊も、彼女にとっては安住の地ではない。いつかより良い部署に異動することを夢見、彼女は修練を欠かさない。名前が発音しにくいせいか、他の隊員たちから好き勝手なあだ名で呼ばれている。




代々に渡る将校の家系の末席に連なる子女。
物腰やわらかく、その振舞いには歴史に培われた気品がある。それでいて、彼女の魂は獅子のそれであり、どんな危険にも怯むことは無い。


その精神性からか、育った環境の全く異なるアリーナやヒビキと、妙に仲が良い。三人揃っての特集を組まれたこともあるほど。
育ちが良すぎるため、前線における乱雑さに戸惑い苦労することが多い。しかし彼女は不平を言うことも無く、与えられた役目を着実にこなしつづけている。




マキとは士官学校時代の同級生。
ミリエッタ自身は一般部隊に居たが、マキに強引に引き抜かれる。学生時代から成績優秀であり、部隊でも何でもこなせる万能選手として大忙しの生活をしている。


マキの友人が務まるだけあって、性格は寛容で穏やか。隊員たちのみならず、前線の兵士たちにとっても『おふくろ』の安らぎを与えてくれる存在である。




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