
ファンタジーとSFは工画堂スタジオのお家芸みたいなところがあります。
『コズミック・ソルジャー』から始まったSF路線。
それは『シュヴァルツシルト』を経て『パワードール』へと結実していきます。
そしてもうひとつが『覇邪の封印』に代表されるファンタジー路線です。
しかし残念ながらこのファンタジー路線は、私たちの作品がRPGからSLGへとそのジャンルを移していく際に、新しいタイトルへと成熟していくことはありませんでした。
『パワードール』でひとつSFの極を見たと思った私たちが、ファンタジー世界の良質なシミュレーション・ゲームを作りたいと思ったのは自然な流れだったのかもしれません。
『シークエンス・パラディウム』…1998年のこの作品はそんな流れの中で誕生しました。
そして今、再び私たちはこの新作を世に問わんとしています。
前作から三年。あの時と同じ熱い想いが開発のスタートでした。
前作をプレイした方にも、『シークエンス・パラディウム』の世界が初めての方にも、楽しんで頂けたら幸いです。
|