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Track 3 : Opening 〜オープニングストーリー シュヴァルツシルトW(ウィング)のオープニングストーリーをお見せします。 「シュヴァルツシルト公式ホームページ」と同じ内容ですが、絵が違ったりしますので、あちらで御覧になった人も、もう一度見て損はないかも?
この地方は長い間、数ヶ国による群雄割拠の時代が続いていた。 だが、一人の英雄の出現によってその時代は終わりを告げる。 グラウチア国の身分の低い一貴族に過ぎなかった彼は、脅威的なカリスマと生まれながらの強運でわずか十数年の間にこの星域の大部分を支配するまでになっていった。 皇帝ザウアーの輝きは次第に色あせて、帝国を揺るがす新たな英雄たちが誕生しようとしていた。 そして、人質となった3人の子供は運命の出会いをする。 それは帝国のみならず星域の存亡さえも揺さぶることになる運命の出会いであった。 ムーティのクラウディア・ラーブル ボルジーブのハインツ・グライフス 人質だったが、帝国の名将マイベックの庇護の元で立派な教育を受けていた。 人質を取られた彼らの母国は抵抗の手段を封じられ圧政を甘んじて受けていたが、だからと言って国の主権を奪われることは無く常に微妙な立場を保っていた。 そう噂する者もいた。 帝国中を震撼させる謎の生物の発生。それは間違いなく誰の胸にも、帝国の終焉の予感を感じさせた。 クラーリンと。 ローゼンボルグ暦2013年、星暦にして4022年の事である。
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