【白瀬】
隊員のみなさまこんにちは。今回は中盤の難所・ミッション7の攻略です。
今回の解説には、実戦派の隊員お二人をお呼びしています。
それではどうぞ!
【ヒビキ】
解説を担当するヒビキだ。
一命に変えても、この任務。果たしてみせよう。
【アリーナ】
……操作をする。
【白瀬】
……ううっ、なんだか怖いオーラが……。

【ヒビキ】
ミッション7は、大量の敵を、支援を駆使して倒す。という作戦だ。
歴戦の隊員たちにとっては、懐かしい作戦かもしれんな。
【アリーナ】
……支援は要らない。すべて倒す。
【白瀬】
あ、あのー、それでは、この攻略特集の方向性と違うのですが……。
というか、あなた方を基準に作戦を立案しないで下さい。他の人がついていけません。
【アリーナ】
……残念だ。
【ヒビキ】
止むをえん。では……。




【ヒビキ】
赤で示したのが、敵の進行ルートだ。
適宜布陣してくれ。以上。
【白瀬】
……あのー。もうちょっと、詳しくお願いできますか?
【ヒビキ】
詳しく……? ローダーの壊し方を、か?
【白瀬】
あー、いえ、結構です。あなたに解説を頼んだ私がばかやろおでした。
ええと、では、アリーナさんは……。
【アリーナ】
……。
【白瀬】
ごめんなさい! わたしが解説やるので、撃たないで下さい!
【アリーナ】
……まだ、何も言っていないのに……。


【白瀬】
敵は作戦地の北端三箇所から侵入して来ます。一箇所に付き、一度に6〜9機です。
数が多いので、迎え撃つなら有利な場所を厳選すべきでしょう。
私は、青で示した場所を推します。補給や崖上の第四小隊との連携を考えると、ベターかと。
【ヒビキ】
うむ、そうだな。
他にも、作戦地南端で待ち構え、敵の進路が二つになったところで待ち構える方法や、
逆にもっと北寄りで待ち構える方法もあるだろうが……。
【白瀬】
C地点には隊長たちの第一小隊を。A・B地点には、第二・第三小隊を派遣するとよいでしょう。
敵の第一陣が到着するまでには、かなり時間があります。
こちらが布陣を終えるには充分な時間ですから、あせらずじっくり準備してくださいね。
【ヒビキ】
……ふう。これで面倒な解説は終わりか?
まったく、敵など、見つけて倒す、でよいではないか。
【アリーナ】
……賛成しかねる。それでは倒せる量に限界がある。
……全滅を狙っていくなら、綿密な計画を練るべきだ。
【白瀬】
……だめだこのひとたち。

【アリーナ】
……こちらアリーナ。青の地点に潜入した。ヒビキ、指示をくれ。
【ヒビキ】
無理を言うな。
【白瀬】
……ええ、はい。私がやりますよ、いいんです。
布陣を整え終わってからしばらくして、敵の第一陣が出現するはずです。
敵はまず、通り道の監視塔を破壊にかかります。
その間、敵の姿が丸見えです。そこを支援爆撃・支援砲撃で叩くと良いでしょう。
【ヒビキ】
支援を行なうと、監視塔も一緒に壊れるのではないか?
【アリーナ】
……敵を倒すために身を捧げるのだ、監視塔も本望だろう。
……第一陣を手早く倒せば、更なる準備をする時間も稼げる。
【白瀬】
そういうことです。この間に、ABC各地点周辺の視界を整えてしまいましょう。
まず有効なのは、センサーポッド。設置するときに、待ち伏せる地点より北側に設置するのがコツです。
そうすれば、少しでも早く、敵を発見することが出来ますからね。
【ヒビキ】
なるほど、そうすれば、支援を呼ぶにも余裕が生まれるわけか。
【白瀬】
最終的に、以下のような視界を取れていればベターです。



【白瀬】
ここでは念のため、南北に深く視界を取っています。
もし敵を逃がしてしまった場合、南の視界が乏しいと、追撃しにくいですからね。
【ヒビキ】
ふん、敵が突破を仕掛けてきたら、近接戦で確実に駆逐すればいいのだろう?
高い命中率の武器と、麻痺やスロウ効果のある武器を併用すれば、そうそう逃がすものではない。それに見ろ。あれを。
【アリーナ】
……支援爆撃。第二陣殲滅。支援爆撃。第三陣壊滅、残数小。
追加で支援砲撃。第三陣殲滅。
【ヒビキ】
……的確だ。近接戦をするまでも無い。
【白瀬】
うーん、支援だけで敵を倒しきれるとは、さすがの腕前ですね。
【ヒビキ】
支援はいろいろ種類があるようだが、いまいち差が良くわからんな。説明を望む。
【白瀬】
このマップで使えるのは『支援爆撃』『支援砲撃』『地雷散布』です。
威力では『支援爆撃』が有利ですね。大抵の敵は、支援爆撃が当たれば破壊されます。
しかし、支援の設定から着弾までに時間がかかるのが欠点です。
【ヒビキ】
なるほど。間合いをはかるのが、難しいわけだな。
【白瀬】
対して『支援砲撃』の威力は控えめ。戦車や白兵型ローダーは、支援砲撃では倒しきれないことがあります。
しかしその分着弾が早く、支援を要請して数秒でやってきます。
【ヒビキ】
ふむ。使い分けができるわけか。最後に『地雷散布』は?
【白瀬】
指定した場所を中心とし、広範囲に地雷を設置してくれます。
ただ、これは他の支援と違い、前もって行なっておかなければ意味が無いんですけどね。
【アリーナ】
……通常の地雷と、同じということだ。
ただ、支援の地雷の威力は、クララが仕掛けるそれに比べ、圧倒的に弱い。
【ヒビキ】
ふむ、役には立たんか。実際アリーナは、あまり使っていないな?
【アリーナ】
……うむ。設置しても、その上に支援砲撃や迫撃弾を行なえば、誘縛してなくなってしまう。私は無駄は嫌いだし、無駄になる地雷も哀れだろう。
【白瀬】
使用回数も少ないですしね。
待ち伏せ地点の南に置き、最後の防衛線にする……と割り切るのも一案でしょう。



【白瀬】
この作戦における支援の指針は、以下のようになります。
 1)待ち伏せ地点の南に、『地雷散布』を行なっておく。
 2)敵を見つけたら、間合いを見極めて『支援爆撃』を呼ぶ。
 3)爆撃を潜り抜けて来る敵が居たら、『支援砲撃』で迅速に止めを差す。
敵の侵入は3ルート×約10回=約30前後であり、こちらの支援は支援爆撃だけでも36回行なえます。
このように支援の回数には余裕がありますから、多少アバウトに使っても大丈夫だと思いますよ。
【ヒビキ】
つまり、支援とローダーの四段がまえで万全に、というわけか。
ローダーも呆けているわけには行かんようだな。
【白瀬】
崖の上に散開している第四小隊は、上で示した矢印のように動けばよいでしょう。
特に、人数の少ないC地点のフォローは必須です。
【ヒビキ】
なるほど、修理施設も遠いしな。
【白瀬】
そうです。修理施設まで何人かマラソンさせた日には、その間C地点の防御力は激減です。かといって、修理・補給はこまめにしないと、大群と戦うことは出来ませんし……。
【アリーナ】
……余裕があるなら、A・B地点の要員を一人か二人、回してやるとよいだろう。
ディリジェントを送れば、修理の問題もカタが付くが……。
【ヒビキ】
あの機体は戦力にならん。嫌いだ。
【白瀬】
好き嫌いする子は、背が伸びないって、ミリエッタさんが言ってましたよ。
【ヒビキ】
……むう。これ以上伸びなくてもよいのだが……。

【白瀬】
ここでシステム的なこと部分に少し触れておきます。
今回、出現する敵は最大180。このうち25機に突破を許すと、作戦が失敗になってしまいます。
逆にいえば24機までは突破されても良い、ということです。
取り逃がした偵察車両を深追いして陣形を崩すよりは、潔く見逃す、というのも一手段でしょう。
【アリーナ】
……む。どうやら終盤の強敵が、飛んで来たようだ。
【ヒビキ】
なんだあれは。鳥か。飛行機か。
【白瀬】
ヘリですよ。ミッション4でも苦戦しましたよね。支援が効きませんから、ここでも強敵です。
ヘリは右のルートを通って南下してきます。C地点で迎え撃つことになるわけです。
残念ながら白兵攻撃は無力。もし火器の自動使用をOFFにしていたら、ONに戻したほうがいいでしょう。
【ヒビキ】
崖に守られている第四小隊も、ヘリの前では裸同然だな?
身を守るために、ECMだけは使っておいたほうがよいか……。
【白瀬】
ヘリの数は、最初に3機。その次の侵入でまた数機やってきます。
第一小隊と第四小隊だけで戦うのは辛いかもしれません。他の部隊から2、3機回したいところです。
【ヒビキ】
うむ。強敵にはロケットだな。ではロケットもちのセンチュリオンを。
【白瀬】
あ。それダメです。ロケットは空中に攻撃できません。
【アリーナ】
……ヘリには、ミサイルかレーザーが有効だろう。武器さえ選べば、あれもカトンボのようなもの。
もっとも、敵の突破数に余裕があるなら、あえて戦わずに逃げるのも一手段だ。
戦術的撤退は、恥ではない。
【白瀬】
ですね。ヘリに翻弄されて、他の地点が突破されてしまうよりはよいでしょう。
なんであれ、ヘリが出てくるようになれば、作戦も終盤。後一息です、頑張ってくださいね。
【ヒビキ】
……ほとんど白瀬に喋らせてしまったな、すまなかった。
かくなる上は、メイド服に着替えることで礼を……。
【白瀬】
それ、ユーザーの皆様には嬉しいかもしれませんが、私が嬉しくないです。
【ヒビキ】
そうなのか? 最上級の謝意を示す手段だと、副隊長とミリエッタ殿が……。
【白瀬】
案外弄られキャラですね、ヒビキさん…… けほ。
【アリーナ】
……どうした?
【白瀬】
うぅ、ずこじ喋りずぎだようでず。喉が。
【ヒビキ】
解説役で、ずっと出ずっぱりだからな。少し休むと良い。
幸い、新人トリオが出番を心待ちにしているようだ。
【白瀬】
新人ですか……。不安ですが、この際やむを得ませんね。
【ヒビキ】
うむ、後のことは私とアリーナに任せておけ。
【アリーナ】
……よせ、かえって白瀬が休めない。私たちもここで退場と行こう。
【ヒビキ】
そうか、了解だ。……すこし、納得がいかないが。



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